あるメルマガを読んでいますと、
「お客さんは何を理由に契約先を決めているのか?」
とありました。
- 価格?
- 品質?
- サービスの内容?
- セールストークの優劣?
といろいろあるのですが、意外な回答が述べられていました。
それは、
それは、
、
、
、
なんと、「レスポンスの速さ」だと言うのです。
選ばれるのはレスポンスの差
「50%の顧客は、最初に返事をくれた会社を選ぶ」
と調査結果にあるのだそうです。
こんな簡単なことをセールスする側が意識していないとしたら、
もったいない話ですね。
要は、お客さんから問い合わせがあったら、大至急に反応した方が
有利だってことです。
であれば、例えばセールスマンが出払うことが多い職場なら、それなりの体勢を作り、
トークの練習をして、電話に出た事務の方でも
- どんなことに困っておられるのか
- どんな製品・サービスを希望されているのか
- どの程度お急ぎなのか(今すぐ?数日後?)
等々をお聞きして、早急にセールスマンを向かわせるようにすれば良いのです。
以前勤めていた会社でもそんな事知りはしませんから、事務の女性が電話を受けても、
「連絡させます」
と言うばかりでした。
ビジネスチャンスを逃していたんでしょうね。
顧客としての経験値は確かにそう
3年前に現在の住宅に引越しました。
自力で家具とか運べないので、引越し業者を頼みます。
3社に電話をしたところ、A社からは1時間後くらいに連絡がありました。
「今から伺います。」
当日は、出かけたかったので、翌日の約束にしました。
B社からはその日の夕方、連絡があり、同じく翌日2番めにお会いすることにしました。
C社は、翌日の連絡になり、しかもその日は来れない、と言うのでお断りしました。
不熱心なところは、サービスにも期待できないだろうと思ったのです。
翌日、A社のセールスマンは、熱心にサービス内容や、所要時間等を説明してくれました。
引っ越しなんて毎年とかするものじゃないので、伺った話は新鮮でした。
「なるほどね~」
と納得して聞いていました。
2番めに来られたB社のセールスマンも熱心でした。
サービス内容等を説明してくれるのですが、先にA社の方から聞いたことと大きな違いは
ありません。
そうすると、
「なんだ、この会社は新しい情報は持ってないのか?」
と失望を感じます。
いやいや良く考えたら、ついさっきA社から先に聞いてるから、そう感じただけです。
結果どうしたかと言うと、A社にお願いすることになりました。
最初に連絡くれたのが、B社だったらB社の訪問を、わざわざ二番目にはしなかったでしょう。
こんなわずかなことでもレスポンスの差が出るのでしょうね。
まとめ
顧客は、レスポンスの早い会社を、選択する傾向にあります。
問い合わせ等への反応を、いかに早くできるか、セールス部門の責任者・経営者は、
対応できる仕組みづくりを意識すべきです。
ビジネスチャンスを失っているかも知れないです。
痛みは感じないかもですが、気づかないうちに自社の末期に近づいているのかも
知れません。
最後までお読み頂きありがとうございました。